|
ビジネスホテルユニットバス点検口フタの補修工事
2015/08/07
神戸市の三ノ宮駅近くにあるビジネスホテルで3点式ユニットバスの洗面カウンター下点検口フタの補修工事をしてきました。
日々の清掃のための脱着で、経年劣化で可塑剤が抜けて硬くなったABS樹脂が破損して支持金具が脱落し、固定できなくなっています。 メーカーに交換パーツを問い合わせたところ生産中止部品だといわれたそうです。それでウチにご依頼がありました。柔らかいABSとひび割れ補修に用いる硬いポリエステル樹脂は表面張力の違いで相性が悪く、PPプライマーを持ってしてもやはり接着が悪い。ユニットバスのサニタリーラックでもよく使われる素材ですがいつも難儀します。 元通りに同じ金具をつけるとまた同じように破損してしてしまう・・・ ホテルの施設課の方と相談した結果、磁石で固定することにしました。なかなか良い感じです 柔らかいABS樹脂と硬い磁石ではPPプライマーとエポキシをもってしてもいずれ取れてしまうかと。でもビス留固定でまた破損するよりは良いかとこちらにしました。担当者が技術の分かる方で非常に仕事がやりやすかったです。ありがとうございました! カテゴリ : 印象に残った工事
|