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耐久性・費用対効果について
2020/06/14
どうも。コロナ真っ最中、マスクしっぱなしで熱中症になりかけの皆様、お疲れ様です。
最近、浴槽の塗装って興味あるんだけど実際どうなの?耐久性は?取り換えとの費用対効果は?などのご質問を受けることが多く、自分もまとめてみたいと思っていたところなので、以下最近お問い合わせがあったお客様へのメールを転載させて頂きます。 宜しければご一読ください。 〇〇様 お世話になります。 〇〇様浴槽改修工事お見積り送信いたします。 今回は上塗り塗料CMPバスリフレッシュ(ウレタン樹脂系)で出していますが、〇〇という塗料(〇〇)の方が相性が良いと思います。 もちろんどちらの塗料でも保証期間内は持ちます。 〇〇様より耐久性の心配をされているとのご質問を受けましたが、保証期間は2年間です(通常は1年間)。 有償であれば保証期間を延ばすことは可能ですが、過去35年間でそのような申し出を受けたことはありません。 なぜ有償なのかというと保証期間内はたとえお客様に過失があったとしても無償でのクレーム対応に対する義務が生じ、コストが発生するからです。 浴槽の塗装は基材の強度を新品同様に戻すものではありません。 今回の対象は陶器浴槽でおそらく40~50年経過しているでしょうか。とてもではないですが塗膜にそのような耐久性はありません。 「バスリフレッシュ」は、建物の外壁や屋根・屋上における塗装工事と同じようなものとお考え下さい。「建物の外壁が汚れた、水漏れがした、だからと言って建て替えますか?防水や塗装工事によって延命させませんか?」という商品です。 ご承知のように外壁塗装もクラックの処置の仕方や選定する材料によってメーカー保証以外の耐久性に差が出ます。 例えば非常によくできた防水材料(サラセーヌなど)はメーカー保証が出るのですが、浴槽の塗装は美観も要求され、膨れても塗膜がワレなければOK、というものではなく職人の技術がしっかりしていることが必要なのははもちろんなのですが、耐温水性も要求されますので耐温水性80℃の商品ですのでお客様のご理解も必要となります。 取り換え(建て替え)との費用対効果(メンテナンスを繰り返すのと建て替えとどちらが得なのか?)は、お客様の目利きによるものが真実だと思います。 同様のご質問を受けることが最近ちょうど多かったのでまとめてみました。 長文失礼いたしました。 もちろん匿名にしてブログにアップさせて頂いております。 よろしくお願いいたします。 ------------------------------------------------------- 滴水産業株式会社 兵庫県西宮市苦楽園3番町18番5号 TEL 0798-76-4100 / FAX 0798-76-4103 info@tekisui.co.jp 畑 滋郎 携帯090-5159-9390 hata@tekisui.co.jp ------------------------------------------------------- カテゴリ : 会社のこと
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