|
ブログを始めた理由
2013/09/13
今日、本当にお世話になった取引先のスター選手○○さんが「会社辞めます。今までお世話になりました」ってメール寄越して来ました。もう、10年来の付き合い。 電話して話しました。いろいろ理由はあったようですが、聞けば同じような業界に転職されるようでした。新天地でも頑張って下さい! あくまで前向きな転進であるのにホッとすると同時に、何か自分の蓄積が削り取られたような寂しさを覚えました。 僕らの仕事って、「あなたのお風呂は必ずこうなります!」と100%言い切ることはできません。だって同じような痛み具合、型のお風呂は世界に一つしかないのだから。綺麗に撮れたビフォーアフター写真、知らない場所の施工実績を以って何とか信用してもらい、契約に漕ぎ付けます。 本当の喜びが生まれるのは工事が終わった後、若しくは数年経ってから。 「あー、本当にこんなに綺麗になるんだ!本当に長持ちするんだ!」 この経過を視ていた証人である○○さんは、親しい他のお客さんにもこの事を伝えて、広まっていきます。ウチはずっと、これでやってきました。 これが、結構気持ちイイ。地に足が着いている感じというか。 阪神大震災でのボランティア活動をきっかけに万年赤字の親父の会社を手伝おうと決心したのもそんな感覚的なものです。 そんな○○さんが、辞めてしまいました。 また「綺麗に撮れたビフォーアフター写真、知らない場所の施工実績を以って何とか信用してもらい、契約に漕ぎ付けます」に戻ります。 まー、しんどいのは良いんですが! 僕自身も職人なので、実際の現場でお客様とゆっくり話をする時間がなかなか取れません。特にこれからの時期、暗くなるのが早くなるし。 ここでoutputすることで少しでも近づければ。 一期一会。 忘れてしまえば、死んだことになります。忘れなければ、その人は生きています。 他所の業界に行ってしまえば疎遠になってしまいがちですが、幸い同じ業界でもあります。 便り無きは、良き便り。仮に再会するのが10年後になったとしても、昨日会った人みたいに接することができる!(かもしれません)なので、10年後にも○○さんが思い出してくれるように、ブログを書きます。文章を書くのが下手な僕がブログを始めようと思ったのは、そんな理由でもあります。 まあ、SEO対策の目的もあるんですが!・・・・(;´Д`) カテゴリ : 自分のこと
|